『冗談じゃない!』 エキストラレポ 3
2007年 3月 20日 (火)


午前中の川崎ロケから、そのまま午後の有明ロケにもエキストラとして参加することに。

他にも、「都合のつく方は是非どうぞ」ということで、
結構な人数が川崎から有明へと流れた様子でした(笑)

会場となる有明コロシアムは、昨日の後楽園ホールとは違ってかなり広い場所とのこと。
そこでの観客役だから、また豆粒の一つになるのね〜と思いつつ(笑)、
もし織田さんが来てくれるなら、まぁそれもよしと思い、有明へと向かいました。




 間引かれた先は…

午前中のロケが意外と早く終了し、時間に余裕が出来たので、
まずはりんかい線で国際展示場駅まで移動し、
駅前の有明パークビル内にあるイタリア料理店で、織田友さんとランチ♪

12:00過ぎぐらいに、集合場所である有明コロシアムへと歩いていくと、
お〜〜入り口前の広場には、エキストラらしき人がポツポツと集まってきている。


『踊る秋SP』のロケ地でもある、有明コロシアム


集合時間の12:15頃。 スタッフさんがやってきて集合をかけ、
一応4列に並ばされてから順にコロシアムの中へと移動。
今回も、特に点呼はありませんでした
とにかく人を多く集めたかったのか、今回は総じてかなりアバウトですね〜(^^;;


ホール内へ入ると、全天候型の屋根は閉まっていて、ひんやりと涼しい。
スタンド席は、撮影する部分のみ最低限のライトが点いているだけで、薄暗い。
階段がこれまた急で、足元を確かめながら上り、とりあえず順番に客席を埋めていく。

私たちは(女3人)は、おそらく織田さんが来るんだろうと思われる
ライトやカメラが集まっている席から、かなり離れた、ほぼ一番上の端っこへ。
あ〜また遠いなぁ…と思いつつ、こればっかりは運だしなぁと
とにかくその席で、皆の配置が終わるのを待つ。

いったん全員が座った後、全体を見ながらバランスを考え、
スタッフの指示で何人かが席を移動。
やはり、平日昼間の貴重な男性エキストラ(笑)が優先で動かされてました。


それらの移動をボーッと見ていると、指示を出していたスタッフさんの一人が

 「そこ、もっと間引いていいから。」

と、私たちの周辺を指す。 ま…間引く!?σ(^^;;

端っこに座っていた私たちは真っ先に間引かれ(爆)、いったん脇の方で待機。

しばし待って、「じゃあ、こちらへ来てくださーい」と連れていかれた席は…
あら?かなーり織田さんの席に近いんじゃなくて?(゚∀゚)
距離にして、4〜5mぐらいですよ。 間引かれてラッキー(笑)


そこへ、スーツにカーキ色のダウンを着た織田さんが登場!!!
さらに大竹さんと、今日は樹里ちゃんも! 今日は3人揃い踏みです♪
樹里ちゃん、ほそーい! かわい〜い! お肌ツルツル〜(*^^*)

織田さんの席の真後ろに樹里ちゃん。 その2つ隣に、大竹さんが座る。


今日は近くで見られるわ〜♪と思ってたら、スタッフさんに
「こちらへ座って頂けますか?」と、さらに席の微調整で動かされたのですが…

え。 ちょっと待って…これはいくらなんでも……近すぎーーーー(爆)
『真夜雨』の時以来の近さです( ̄□ ̄;)!!
いや、嬉しいんだけど…贅沢なんだけど…織田さんと同じ画面に映るのはNGで(爆)

…でも、そんなことも言ってられません。
どうせ周りの観客は「背景」なんです。
配置されたからには、「背景」としての役割はちゃんと果たさねば…。

と、腹をくくって臨むことにしました(笑)
お隣りの織田友さんは、結構ずっと動揺してましたが…(^^;;


 ぼかぼかやられる織田さん(笑)

さて、平静を装いつつ(爆)、滅多にないチャンスだと、
目の前の織田さんや樹里ちゃんの様子を観察(笑)
(と言っても、近すぎるのと照明が逆光なのとで、そんな凝視はできませんでしたが)


まずは監督と、このシーンの打ち合わせ。

この時初めて土井監督を生で見ましたが、上がジャージ、下がジーパンだったかな?
そんなカジュアルな服装で、短髪の、思ったよりお若い方でした。


試合を応援している樹里ちゃん@絵恋が、興奮して、前にいる織田さん@圭太の頭を
持っているウチワでバシバシと叩く。 というコミカルなシーン。

打ち合わせの段階から、あまりにも樹里ちゃんのテンションが高く
叩き方に遠慮がないので、織田さんも頭を押さえながら

 織田 「お前、飲んできただろ〜〜?今。」

と、睨みながら笑って振り返る(笑)


何度かその叩くテストをした後に、

 樹里 「ウチワ、痛くないですか〜?」 <今さら(笑)

 織田 「いや、ウチワは全然痛くないけど、プログラムが…」

 樹里 「!?」

 織田 「ボカボカだもんなぁ(笑) (逆に俺が)やってあげようか?」

どうやら樹里ちゃん、何度もウチワで織田さんの頭を叩くうちに、興奮して
左手に持っていた丸めたプログラムでもバシバシしていたようで(爆)
そりゃ痛いわ(^^;;

 
次に、今まで樹里ちゃんがいた席(織田さんの真後ろ)に、大竹さんが座る。
すると織田さん、

 織田 「あ、今ぞぞぞって背筋がきた。」

と憎まれ口。 大竹さんにバシッと叩かれてました(爆)


大竹さんにも同じくウチワで叩かれる、というテストが続き、
こう何度も二人に叩かれると、さすがに髪も乱れてきて、

 織田 「ぼかぼかやられるからなぁ…」

とボヤきつつ、何度かメイクさんに手鏡を持っててもらって
自分で髪を直してました(笑)


 いたずら好きの織田さん♪

その後、エキストラはいったん席を移動して、モブシーンの撮影。

そしてまた、さっきのラッキーかつデンジャラスな(?)席へ。
私はほぼ動かされませんでしが、織田さんの周りのエキストラ配置が
ちょっと変わってたかな?


そんな、席替えでザワザワしているところへ、再度織田さんが登場。

自分の席へつくと、そこにはスタッフが置き忘れた拡声器(メガホン)が。
すると織田さん、何を思ったか、そのメガホンを手に取ってスイッチをオンにすると、
目の前に座っているエキストラに向かって

 織田 「じゃ、いこうか。」

と、ボソッと話しかける。 突然、背後からメガホンの織田さんの声を浴びた方(♀)は、
ビックリして、でも嬉しそうに(笑)、何度も振り返ってました。

その他にもサイレンを鳴らしたりと、しばしその拡声器をいじって遊んだ後、
スタッフさんに返してました。 ホント、いたずら好きだなぁ(^◇^;)


また、私はお隣の方と話をしていて気付かなかったのですが、
(なんか近すぎて、ずっと凝視&聞き耳をたてているのも居たたまれなくなり…/爆)
一緒にいた織田友さんの話によると、織田さんがスタッフさんに
「ここは『踊る』の時にも使った現場で…」というお話もされていたようです。


『踊る』
の時は、ここの上の屋根が開いて、へりが降りてきたんですよね。


次は樹里ちゃんだけの撮りだったようですが、
絵恋の目線の先には圭太がいるという設定のため、
織田さんも、「ここらへん?」と言いながら、カメラのすぐ横に顔を近づけたりして
樹里ちゃんが演技しやすいようにと心配り。 さすがだわ〜♪


 大竹さんの、生ひざ♪

その後、いったん役者陣は控えの場所へ。

しばらくして、今度は織田さんと大竹さんがご登場。
大竹さんの衣装は、なんと、さっき樹里ちゃんが着ていた洋服と全く同じ!

 織田 「同じの2つあったんですか?」

 大竹 「ん〜、サイズ同じだから。

 織田 「・・・強調しましたね?今(^^;;」


席につくときに、お二人が目の前を通ったのですが、
織田さんが通った時、あ…ちょっとタバコの匂い…
Depsツアーの時は無味無臭と思ったけど、
撮影の合間にあれだけチェーンスモーキングしてれば
やはり、タバコ臭くもなるのね(^^;; 無味無臭伝説、崩れたり(爆)

対して大竹さんは、フワッと香水のいい香り♪
ドギツイ匂いではなく、微かに甘くて癖のない、いい香りでした。


席についてからも、織田さん、大竹さんのあまりに若い衣装が気になる模様。

 織田 「すごいですよね〜。 足のとことかリボンついてるもん(笑)」

 大竹 (しきりに恥ずかしがって)え〜だから嫌だって言ったんだけど…」

 織田 「いや、ここまで(手で大竹さんの上半身を区切って)は全然アリですよ!
     う〜ん、ここまで
(さらに手を下げて、ひざ上あたりまで)も大丈夫…かな?
     
ひざが出てるのがね〜。
     いや、ひざはキレイなんですけど…やっぱ出すのは、ねぇ?(笑)」


 大竹 「えぃ!」 <と織田さんにケリを入れる(笑)

どうも織田さん、大竹さんぐらいの年齢の女性がひざを出す、というファッションは、
あまりお気に召さないご様子でした(^^;;
まぁその人に合った、年齢相応のファッションを心がけるべきということですね(笑)


 織田 「素足ですか?」

 大竹 「ううん、ストッキングはいてる。」

 織田 「僕は上下固めてますよ。

上下固める? カイロでも入れてるってことなんでしょうか?


その後も、大竹さんと機嫌良く談笑。

K1の試合観戦シーンだったので、K1のルールについて大竹さんに説明していた織田さん。
1ラウンド中に何回ダウンしたらKOになるのか、というのがアヤフヤになって、

 織田 「俺もアバウトだから(^^;;ゞ」

と、格闘技に詳しいスタッフさんを呼んで

 スタッフ 「K1は、ダウン2回とったらKOですよ。」

 織田 「あ〜2回なんだ? ボクシングは3回だよね?」

などとレクチャーを受けてました。

他にも、芸能に詳しいスタッフさんからは、
「最近、魔裟斗と矢沢心が結婚した」って話を聞いて、へ〜と言ってたり(笑)


その後、本番は一発OK。

これでここでのロケは終了となる大竹さんの生ひざをしみじみ見て、

 織田 「貴重ですよね〜〜〜あー残念(笑)」

そして皆に向かって、

 織田 「大竹さん、この衣装最後でーーーす♪

 大竹 「そんなセクシーボイスで言われても。」

 織田 「ちくしょ〜〜(^^;;」

そう、織田さんの声、午前中と同じくまだかすれ声だったんですよね〜。
大竹さん、やられっぱなしではいないところがさすが(笑)


そんな、和やかな雰囲気でお二人とも退場。

この時、暗い場内で配線のコードに足をひっかけて
織田さんが一瞬転びそうになったんですが、なんとか大丈夫でした。ほっ。


 バイバイする織田さん&樹里ちゃん

この後、エキストラもトイレ休憩。

みんなが一斉に行ったので、混んでるだろうと思い、
ちょっと時間をずらしてから行ったのですが、
会場に戻ったら、あら!みんなもう次のシーンのために席を移動している( ̄◇ ̄;)!! 

織田友さんともはぐれ、どーしようかな〜と
とりあえず一番後ろの方へと移動して、スタッフさんの指示を待つ。

今度連れていかれた席は、織田さんが座る予定の席からはかな〜り離れた席でした。
ま、でも、さっき夢のような席にいたからまぁいいや(笑)


ということで、次は、圭太と絵恋が隣同士で試合観戦し、
二人ともコーフンして立ち上がって、絵恋が圭太にぎゅっと抱きつく♪
というシーンもあったのですが、なにせ遠目だったので
その間のやり取りはほとんど聴こえませんでした(爆)
(このあたりは、他の方のレポなどをご参考に…(^^;;)

私はというと、圭太たちとは離れた席で、
スタッフから渡された「桜庭」の紙を持って応援する役を演じておりました(笑)


15:40。
これらのシーンも無事に撮り終わり、織田さんたちキャストの撮影はここで終了。

退場される際に、客席下の出口のところで織田さんは何か
(おそらく「お疲れさまでしたー!」と)私たちエキストラに呼びかけ、手を振ってくれました(*^^*)
その後に続いて、今度は樹里ちゃんも、ピョンピョン飛び跳ねて
私たちにバイバイしてくれたのでした。 かわいいな〜元気だな〜(笑)


その後、私たちエキストラは、声援だけの録音。

そして15:50頃に、ここでの全ての撮影が終了。
またもや1時間ほど早めの上がりでした。

余裕を持ってスケジュールを組んでるのか、それとも撮影が比較的順調なのか、
今回は予定時間よりも早めに撮影が終わることが多かったですね。 いいことだ(笑)

記念品のクリアファイルをもらい、順次解散。


帰りに、国際展示場駅に隣接するコンビニで、今日発売のTV誌をチェック。
『冗談』記事が載ってたけど、荷物になるので買うのは地元に帰ってからにしよう(笑)

予定通りの時間(17:00)に終わってれば新幹線で帰ろうと思ってたのですが、
昼間の高速バスの最終に間に合ってしまう時間だったため、
それからまた5時間半かけて、仙台へと戻ったのでした…。




今回は、2日間で3つの現場に参加させて頂いたのですが、
どこの現場でも楽しそうな織田さんを見ることができました(*^^*)

特にこの有明ロケでは、もう二度とないであろうぐらいのラッキー席(?)に座らせてもらったので
織田さんとキャスト・スタッフの細かな会話も、直にいろいろ聴くことができて、
本当に仲の良い現場なんだな〜と、ひしひしと感じました。
これは絶対、楽しいドラマになりますよ!うん♪

ところで、そのラッキー席では、エキストラ事務所から派遣されたプロの方がお隣だったので、
いろいろお話をして経験談なども聞いたのですが、
なんとそのおじ様、『椿』でも織田さんと一緒にお仕事をされたそう!
あとは『冗談』の前の『華麗なる一族』でも、仙台までロケしに来たとか(笑)<鉄工所ね
私が「プロエキさん」と呼んだら、「…そう呼ばれてるんですか〜(笑)」と言ってました。
あ、共通用語じゃなかったのね(^^;;ゞ<プロエキ=プロのエキストラ

とにもかくにも、『冗談じゃない!』、請うご期待です♪